※「ウォシュレット」はTOTO社の登録商標です。本記事の一部で使われる「ウォシュレット」は、一般的な温水洗浄便座の意味で使用しています。
賃貸物件のトイレに温水洗浄便座のリモコンを取り付けようとすると、壁に穴を開ける必要があります。
でも、退去時の修繕費用が心配なので、トイレの壁には穴を開けたくない。。。
このように思ってリモコンタイプを諦める人もいますが、実は温水洗浄便座のリモコンを壁に穴を開けずに取り付ける方法があると知っていましたか?
詳しく解説していきます。
穴あけ不要のリモコン取付プレート
賃貸物件でトイレの穴を開けずにリモコンを取り付ける際には、リモコン取付プレートが役立ちます。
たとえば、TOTO製のリモコン取付プレートは、以下のとおりです。
TOTO製のリモコンを設置する際に活用できます。
以下の商品は、LIXIL製のリモコン取付プレートです。
Panasonic製のリモコン取付プレートは、以下の型番になります。
リモコン取り付けプレートの特徴は、トイレットペーパーホルダーに設置できること。
元々トイレに設置されているトイレットペーパーホルダーを活用するので、新たに穴を開けることなく温水洗浄便座のリモコンを取り付けることができるのです。
実際に取り付けると、以下のようになります。
取付プレートに約1,000円を支払うだけで、賃貸でも温水洗浄便座用のリモコンを取り付けできて、多機能型の温水洗浄便座を設置できるようになります。
取付プレートの設置方法
ここからは実際の設置方法を解説していきます。
今回、例にあげるのはLIXIL製のリモコン取付プレートです。
実際に取り付けた商品の写真がこちらです。
上側がリモコンの設置部分で、下側がトイレットペーパーホルダーとのジョイント部分になります。
ペーパーホルダーのネジを緩める
はじめに、トイレットペーパーホルダーについている3箇所のネジを緩めます。
完全に取り外すと設置の手間が増えるので、ネジは半分くらいまで緩めるだけで十分です。
取付プレートをペーパーホルダーにジョイントする
次に取付プレートをペーパーホルダーにジョイントします。
ペーパーホルダーのネジを締める
取付プレートをしっかり下までジョイントしたら、ペーパーホルダーのネジを締めます。
完成形は以下の写真のようになります。
リモコンホルダーを取付プレートに設置する
次にリモコンホルダーを取付プレートに設置します。
リモコンホルダーについている取付用の穴と、取付プレートに開いている穴の位置を合わせます。
穴の位置が合うことを確認したら、リモコンホルダーの穴にネジを入れて、リモコンホルダーを取付プレートに固定します。
リモコンをリモコンホルダーに設置する
最後にリモコンをリモコンホルダーに設置します。
これで完了です。
リモコンの取付までは、15分もあれば完了します。
リモコンが無くても動かせる袖タイプ
温水洗浄便座には、操作の方法によってリモコンタイプと袖タイプがあります。
一般的にリモコンタイプは、袖タイプに比べて本体がすっきりしたデザインにできるメリットがあるのに加えて、多くの機能を搭載しているモデルを選ぶことができます。
しかし、どうしてもリモコンをつけるのが面倒と思うなら、袖タイプを選ぶのも一案です。
以下の記事に、温水洗浄便座を選ぶ際のポイントを詳細にまとめたので、あわせてご覧ください。
まとめ
以上、賃貸物件で壁に穴を開けずにリモコンを設置する方法でした。
TOTOやLIXILのリモコンであれば、以下の取付プレートを使えば、壁に穴を開けずにリモコンを設置可能です。
TOTO製のリモコン取付プレート
LIXIL製のリモコン取付プレート
Panasonic製のリモコン取付プレート