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交換・取付

ウォシュレットを後付けできないケースは?

温水洗浄便座を設置できないケースは?

ウォシュレット(温水洗浄便座)を取り付けるときに確認しておきたいのが、設置できるかどうか?です。

実際に以下のような条件では、取り付けられない可能性が高いです。

温水洗浄便座の後付けが困難な条件
  • 電源コンセントがない
  • 40年以上前に設置した便器に取り付ける
  • 海外メーカーの便器に取り付ける
  • トイレが狭い
  • トイレとお風呂が一体になっている
  • 給水管が隠蔽されている
  • 使っているトイレが一体型(温水洗浄便座と便器が一体)になっている

詳しく解説していきます。

温水洗浄便座の後付けが困難な条件

電源コンセントがない場合

トイレに電源コンセントがなければ、温水洗浄便座を取り付けることは困難です。

温水洗浄便座は電化製品なので、電源プラグを差し込むコンセントと、アース線が必要になるからです。

今どきのトイレには、必ずトイレにコンセントとアース線を接続できるところがありますが、昔のトイレにはコンセントがないところもあるので注意しましょう。

電源コンセントがない場合は、専門業者に電源の取付工事を依頼するか、電源を必要としない洗浄便座を利用する必要があります。(さらに詳しく⇒ 電源不要のウォシュレット【仕組みは?用途は?】

40年以上前の便器に設置する場合

40年以上前の便器だと、今の便器とサイズが異なるため取り付けられないケースもあります。

現代の日本の便器は、以下のようにエロンゲートサイズかレギュラーサイズのどちらかになります。

便器のサイズ

市販されている温水洗浄便座は、一般的にこのどちらのサイズにも対応できるように作られています。

ところが、40年以上前の便器の中にはレギュラーサイズよりも小さなサイズの便器があります。

その場合は、温水洗浄便座が取り付けられないので注意しましょう。

海外メーカーの便器に設置する場合

海外メーカーの便器にも取り付けられないケースが多く見られます。

海外メーカーの便器だと、先ほど説明したような日本のサイズや形状とは異なるものもあるからです。

実際に海外のトイレには、以下のように日本であまり見られない四角や先端がDの形をしたトイレもあります。

海外製のトイレの例

このような形状のトイレだと、温水洗浄便座を取り付けたときに便器がはみ出してしまうので、使い勝手がとても悪くなります。

便器によっては、便座のボルトを取り付ける穴の位置が異なることもあり、その場合は温水洗浄便座を取り付けることすらできません。

トイレが狭い場合

トイレが狭小の場合も温水洗浄便座の取付は難しいです。

温水洗浄便座は通常の便座に比べて幅があります。

特に袖部で操作をするタイプは、袖部の分だけトイレ内にスペースが必要になります。

トイレが狭小だと、便座を設置するスペースを確保できないので、結果として取付不可となってしまうのです。

トイレとお風呂が一体になっている場合

トイレとお風呂が一体になっている場合は、安全上の観点から温水洗浄便座を取り付けることは好ましくありません。

トイレとお風呂が一体になっている例

温水洗浄便座は電化製品なので、水に大変弱くなっています。

濡れた雑巾で拭く程度であれば問題ありませんが、シャワーの水が直接便座にかかると、便座の故障につながってしまいます。

故障だけならまだよいですが、感電や火災にもつながるおそれもあるのです。

以下のようにトイレとお風呂の間に間仕切りを置けるならよいですが、そうでないならトイレとお風呂が一体になっている場所での温水洗浄便座の利用は控えましょう。

給水管が隠蔽されている場合

給水管が隠蔽されているようなトイレも、温水洗浄便座の取付は難しいです。

温水洗浄便座は、既存の便器への給水管を利用して取り付けますが、給水管が隠蔽されていると接続作業ができないからです。

給水管が露出していれば、以下写真のように温水洗浄便座用のホースを簡単に接続できます。(元栓も手軽に閉められます)

もし、給水管が隠蔽されているのであれば、自分で取り付けることは諦めて、取付の専門業者に相談するのがよいでしょう。

使っているトイレが一体型の場合

今使っているトイレが便器と温水洗浄便座が一体型の場合、温水洗浄便座の部分だけを後付で交換するのは無理です。

一体型とは、以下のように便器と温水洗浄便座がセットで一体になっているタイプです。

便器も温水洗浄便座も一体型用に作られた専用品になるので、片方だけを買い換えられないようになっているのです。

もし一体型から温水洗浄便座を一新したい場合は、新たに一体型の温水洗浄便座を購入するか、後付分離型の温水洗浄便座と便器を一緒に購入する必要があります。

温水洗浄便座の後付けが可能となる条件

これまでの設置困難な条件を踏まえると、温水洗浄便座の後付けが可能になる条件は以下のとおりです。

温水洗浄便座の後付けが可能となる条件
  • 電源コンセントがある
  • 1990年代以降に発売された便器に取り付ける
  • 国内メーカーの便器に取り付ける
  • トイレに十分なスペースがある
  • トイレとお風呂とは別々になっている
  • 給水管が露出していて外から元栓や分岐の作業が容易にできる
  • 一体型ではなく分離型(組み合わせ型)を使っている

TOTO社とLIXIL社の後付可能な便器の型番を詳しく知りたい方はこちら⇒ TOTOやLIXILの便器に合う温水洗浄便座は?

温水洗浄便座を自分で後付けするときの手順

温水洗浄便座は、ネット通販で購入して自分で後付けすることも可能です。

自分で温水洗浄便座を取り付ける際の手順は、以下のとおりです。

自分で温水洗浄便座を取り付ける手順
  1. 今ついている便座と部品を取り外す
  2. 分岐栓とホースを取り付ける
  3. 便座本体を取り付ける
  4. 本体への給水ホースを取り付ける
  5. 電源を接続して試運転する

さらに詳しく知りたい場合は、温水洗浄便座を自分で取り付ける方法【最短30分】をご覧ください。

賃貸物件で取り付ける場合は、少し工夫が必要になるので、賃貸で温水洗浄便座を取り付ける手順をご覧ください。

設置が簡単で安価な温水洗浄便座

最近の温水洗浄便座は、自分でも簡単に取りつけられるように設計されています。

基本的な工具さえあれば、最短30分で交換・取付可能です。

当サイトでは、価格や機能別におすすめをまとめているので、あわせてご覧ください。

おすすめの温水洗浄便座を価格・機能から選ぶ>>

 

ABOUT ME
中山 裕司
元住宅設備メーカーのトイレ設計者で、トイレ業界に20年携わる便器・温水洗浄便座のプロです。トイレに関するご質問やお困りごとがあれば、お気軽にお問い合わせください。>>メールはこちら >>公式Lineはこちら