温風乾燥機能の使い方【ウォシュレット】

※「ウォシュレット」はTOTO社の登録商標です。本記事の一部で使われる「ウォシュレット」は、一般的な温水洗浄便座の意味で使用しています。
ウォシュレット(温水洗浄便座)の温風乾燥機能とは、シャワー洗浄した後の濡れた局部を乾燥させるための機能です。
温水洗浄便座の中身は以下の写真のようになっています。

この製品だと、温風乾燥機能を実現するための温風ユニットは写真右下についています。

この温風ユニットは、髪の毛を乾かすためのヘアドライヤーと同じで、温かい風を作るためのヒーターと、風を送るための送風機から構成されています。
つまり、ヘアドライヤーの容量で、温かい風を局部に送り込めるようになっているのです。
温風乾燥機能の使い方
温風乾燥機能は、一般的には「温風乾燥」のボタンを押すと乾燥機能が働き、「止める」ボタンを押すと機能が止まります。

一般的な温風乾燥機能は、残念ながらシャワー洗浄後の水気を一気には乾燥できません
そのため、温風乾燥機能には以下2つの使い方があります。
- 紙で拭いた後に、残った水気を乾燥機能で蒸発させる
- 乾燥機能を数分使って、徐々に水気を乾かす
ただし温風乾燥機能は、動かしてから3~4分ほどすると、安全のため自動で停止するので注意しましょう。
温風乾燥の実力をもっと知りたい方は⇒ 温風乾燥でなかなか乾かない!理由を動画で解説
温風乾燥機能を使っている人の割合
当サイトで、20代から60代の男女100人にアンケートをとったところ、温風乾燥機能を使っている人は11%だとわかりました。
使うor使わない | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
乾燥機能を使っている | 5人 | 6人 | 11人 |
乾燥機能を使っていない | 52人 | 37人 | 89人 |
この結果から、(男性は約9%、女性は約14%でした。)
こうした現状を踏まえているのか、最近では値段の高い温水洗浄便座にだけ温風乾燥機能が搭載されてきています。
ウォシュレットの乾燥機能が高級機のみのラインナップになったのでそろそろ乾燥機能が幻想入りも夢じゃないと思います。 使ったら冷たいだけだしすぐ乾かないし。
— いぬいぬ @ (@Inuinu_void) October 3, 2012
実際に、アンケートの中でも「温風乾燥機能がそもそもついていない」と回答した人も多く見られました。
温風乾燥機能に対する否定的な声
では、なぜ温風乾燥機能を使わないのか?
家のトイレに温風乾燥機能はついているものの、使っていないという人から以下のような声が挙がりました。

乾燥機能は、拭いた方が早いと思っているので使っていません。(20代女性)

乾くまでの時間がもったいないと思っています。(40代女性)

トイレットペーパーで事足りるので、使っていません。(50代男性)
ネットで調べてみても、次のような声が散見されます。
ウォシュレット、乾燥機付きでもなかなか乾かない😂😂😂😂
— とものすけ (ちょな) (@sotchi_junha) March 1, 2020
温風乾燥機能が期待する乾燥能力にないことが、温風乾燥機能を使わない主な理由のようです。
温風乾燥機能に対する肯定的な声
一方で、温風乾燥機能に肯定的な人は、次のように言っています。

トイレットペーパー代の節約になるので、使っています。(40代女性)

使う紙を減らせるので、乾燥機能を使っています。(50代男性)

痔持ちなので、なるべく紙で拭くのを避けたいと思っています。(60代男性)
乾燥機能を使うことで、トイレットペーパー代を節約したり、痔の患部を刺激したりしないようにしているようです。
温風乾燥機能がおすすめな人
たしかに、乾燥させるまでに時間がかかってしまう温風乾燥機能ですが、そんな温風乾燥機能でも使用をおすすめしたい人がいます。
- トイレットペーパー代を節約したい方
- 痔の患部を刺激したくない方
- 腰痛や体型的な理由で体が自由に動かない方
トイレットペーパー代を節約したい人
日本人は、トイレットペーパーを1人あたり8.2kg使うとされています。(出典:The U.S. Leads the World in Toilet Paper Consumption)
これは4人家族にすると、32.8kgです。
このうち、70%を家庭内で使うと考えると、1年で使うトイレットペーパーの量は約23.0kgになります。
トイレットペーパーの価格を1kgあたり300円とすると、年間のトイレットペーパーに使う金額は約6,900円になります。
トイレットペーパーの消費量とコストに関する詳細は、「トイレットペーパーの使用量は?」をご覧ください。
一方で、温風乾燥機能は1回2分使うとすると、消費電力量は0.01kWhになります(当社実測値)。
男性は大便時、女性は大小便時で1日合計10回温風乾燥機能を使うとすると、1年間の消費電力量は36.5kWhです。
全国家庭電気製品公正取引協議会では、1kWhあたりの電気代は27円で計算しているので、1家庭あたりの温風乾燥機能の電気代は約986円です。
仮に温風乾燥機能により、トイレットペーパー代を20%削減できるなら、温風乾燥機能の方がお得ということになります。
痔の患部を刺激したくない人
日本人の3人に1人は痔と言われています。(出典:https://www.maruho.co.jp/g-life/research/index.html)
トイレットペーパーで拭くことによって、患部に痛みを感じるという方も少なくありません。
実際に、次のような声もあります。

拭く回数を減らして、刺激を与えないようにしています。(20代男性)

絶対に紙を使わないようにし、水だけで洗い流すようにしています。(40代男性)

できる限りトイレットペーパーで拭く回数を減らすようにしています。(40代女性)
こうした人たちにとっては、多少時間がかかっても温風乾燥機能を使うことで、患部への負担を減らすことにつながるようです。
腰痛や体型的な理由で体が自由に動かない人
最後に腰痛の人や、体型的な理由で体が自由に動かない人です。
軽度な腰痛なら紙で拭く行為に問題はありませんが、腰痛がひどくなったり、ぎっくり腰の危険があるような場合は、トイレットペーパーを使うにも注意が必要です。
実際にアンケートでは、以下のような声もありました。

1度やったぎっくり腰が再発するのが怖くて、いつも恐る恐る紙を使っています。(50代女性)
また、体型的な問題や、妊娠によって、手がお尻に届かなくなる場合もあります。

妊娠中にトイレットペーパーを使うのには苦労しました。(30代女性)
まとめ
- トイレットペーパー代を節約したい方
- 痔の患部を刺激したくない方
- 腰痛や体型的な理由で体が自由に動かない方